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転職エージェント比較コンパス
初転職で3社内定までの全記録|転職軸は「作る」より「見つける」が正解だった
比較記事公開日: 2026-05-10

初転職で3社内定までの全記録|転職軸は「作る」より「見つける」が正解だった

初転職で3社内定を取った30代バックエンドエンジニアの実例から、転職軸の作り方とエージェント5社の使い分けを整理。軸は先に作るより求人を浴びて見つけるほうが精度が高い。レバテック・ギークリー・doda・マイナビ・Green の役割分担と90日のプロセスをデータで解説。

この記事の結論

結論から書くと、初めての転職で3社内定を取るために必要なのは「転職軸を頭で作ること」ではなく、「複数のエージェント経由で求人を浴びてから軸を見つけること」です。本記事の編集部で取材した30代エンジニア6名のうち、内定を3社以上取った人の8割が「最初に作った軸は途中で書き換えた」と答えています。

数字で見ると、初転職での平均応募社数は18社、書類通過率は32%、一次面接通過率は45%です。1社専属で進めるより2社以上を併用したほうが、見える求人レンジが単純に2倍以上に広がります。詳細な6軸比較はレーダーチャート比較ツールで確認できます。

本記事では、レバテックキャリア・ギークリー・doda・マイナビIT AGENT・Green の5社をどう使い分けたか、90日のプロセスを実数値で整理します。

転職軸は作るより見つける

なぜ「転職軸を作る」アプローチが失敗するのか

「年収アップ」「リモート」「成長環境」のように軸を先に決めると、求人を見るときに条件で弾く動きが先に来ます。結果として選択肢が極端に狭くなり、面接で揺さぶられたタイミングで軸そのものが折れます。これが初転職で起きやすい典型パターン。

データで言えば、初転職で「転職軸 作り方」を検索してから動き始めた人の内定取得率は、軸を後から定めた人より約20%低いという結果が編集部調査で出ています(RefactorCareer 編集部・2026年4月調査・n=120)。理由はシンプルで、市場感が無いまま作った軸は精度が低いからです。

ここで多くの人が見落とすのは、初転職の段階では「自分が何を市場で評価されるのか」をまだ知らないという前提。評価軸が分からないまま条件を絞ると、提示される年収レンジ自体を見誤ります。これが現実です。

ミドル転職での5社使い分けランキング

「見つける」アプローチの実際の流れ

本記事の取材対象者A氏(32歳・バックエンド5年・初めての転職)の動き方を例に整理します。最初の30日は応募せず、5社のエージェントに登録して面談だけ受けました。求人は紹介されますが、応募はせず「どんな求人が来るか」を観察するフェーズです。

30日経過時点で、A氏のもとには合計82件の求人が集まりました。年収レンジは中央値780万、上位10%は1080万。この段階で初めて「自分は SaaS のバックエンド + AWS インフラ知識で評価される」と判明したそうです。軸は事後的に「マイクロサービス経験を活かせる SaaS の中堅企業」に確定しました。

応募を始めたのは40日目から。軸が定まった状態での応募なので、書類通過率は45%まで上がっています。先に軸を作って絞った状態で応募する場合(書類通過率20%前後)と比べて、2倍以上の差です。これが「見つける」アプローチの効果。

5社のエージェントを役割で使い分ける

ここからが本題のエージェントの使い方です。1社専属で動くと、提示される求人の偏りに気づけません。役割を分けて5社を並行で使うのが現実的な構成です。

具体的な使い分けは以下のとおりです。

5社を役割で並行運用する3軸

レバテックは年収交渉の強さ、ギークリーは初回面談から1週間以内の求人提示の速さで使い分けます。doda は紹介求人の幅で使い、マイナビは「現職に残るか動くか」のキャリア相談で使う。Green は気になる企業に直接アプローチする補助線です。

裏側の事情として、レバテックとギークリーはミドル層への対応経験が多く、年収提示の精度が高い水準にあります。一方、doda は20代向けのバルク求人も混ざるため、フィルタリング前提で使うのが実態。

90日で3社内定までのリアルな数字

A氏の最終結果を時系列で整理します。0〜30日:エージェント登録 + 初回面談(応募0件)。31〜60日:軸確定後に応募開始(応募18件、書類通過8件)。61〜90日:面接ラッシュ(一次面接8件、最終面接4件、内定3件)。

定量的に見ると、応募18件で内定3件は内定率17%です。一般的な初転職の内定率(5〜8%)の約2倍。要因は「軸が定まってから応募した」点と「複数社からの提示で年収交渉できた」点の2つに集約されます。

最終的な年収オファーは680万・780万・880万の3パターンでした。最初に届いた680万、最後に届いた880万の提示を交渉材料にして、第一志望の780万提示を820万まで引き上げています。この交渉余地が、複数社併用の最大の効果です。

初転職で見落としがちな3つのポイント

一つ目は「面談で本音を話さないと、エージェントは正しい求人を出せない」点です。年収希望や転職理由を曖昧にすると、紹介求人の精度が下がります。一次情報を握っているのは応募者側です。

二つ目は「内定承諾の期限交渉は必ず2週間以上を取る」点。初転職で焦って即日承諾すると、後から条件交渉ができなくなります。エージェントに依頼すれば、多くの企業で期限延長の交渉が通ります。

三つ目は「現職への退職意思は内定承諾後まで伝えない」点。内定が確定する前に動くと、引き止めや条件改善の交渉カードを失います。市場の構造的に、退職意思を先に出して得することは少ないです。

軸を作る前と見つけた後の比較

まとめ

本記事では初転職で3社内定までの実例を、「転職軸 作り方」と「エージェント 使い方」の2軸で整理しました。軸は先に作るより、複数のエージェント経由で求人を浴びて事後的に確定するほうが精度が高い。これが取材から見えた結論です。

エージェントは1社専属より、レバテック・ギークリー・doda・マイナビ・Green を役割で使い分ける構成が現実的です。応募社数より「軸が定まってからの応募の質」のほうが内定率を左右します。年収交渉は複数社の提示が揃ったタイミングが最も動きます。

具体的なエージェント比較はレーダーチャート比較ツールで6軸スコア化しています。自分の志向に合うエージェントから先に登録すると、最初の30日の情報密度が変わります。