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即答
レバテックダイレクトとビズリーチを6軸で比較。
レバテックダイレクト vs ビズリーチ:エンジニア向けスカウト型サービスの違いと使い分け
この記事の結論
「結局どっちに登録すればいいの?」と迷っている30代の方、多いですよね。私も取材のたびに相談されます。ざっくり言うと、IT/Web 特化のスカウト精度で選ぶならレバテックダイレクト、ハイクラス全業界の年収上限を取りにいくならビズリーチ、というのが現実的な分かれ目です。年収レンジは中央値で 600〜1,000万、CTO 候補や VPoE 級になると上限 1,500万まで動きます。エージェント型と違ってスカウト型は「待ちの転職」が前提なので、職務経歴書の解像度がそのまま提示年収に効いてくる。ここが意外と見落としがちなポイントです。
レバテックダイレクトとビズリーチの基本構造の違い
レバテックダイレクトとビズリーチは、どちらも企業から直接スカウトが届く「スカウト型」のサービスです。ただ、見ている市場がけっこう違います。レバテックダイレクトは IT/Web エンジニア専業、ビズリーチはエンジニアを含むハイクラス全職種という設計の差があるんです。
求人の数だけ並べると、レバテックダイレクトの公開求人はエンジニア職に絞った数千件規模、ビズリーチはエンジニア向けだけで2万件超、全職種では9万件規模です。母数で見るとビズリーチが圧倒的なんですけど、「自分に届くスカウトの密度」で見ると話が変わってきます。レバテックダイレクトは技術スタックでマッチングされるので、Java バックエンドの登録者には Java 案件、SRE 経験者には SRE 案件が届きやすい仕組みなんです。
一方のビズリーチは職種・業界をまたぐので、エンジニアでも「マネジメント経験あり」「コンサル親和性あり」と判定されると、PM やテックコンサルのスカウトが混じってきます。選択肢が広がる強みでもあるし、技術職に専念したい人にはノイズにもなる。気づいたんですけど、スカウト型は登録時のレジュメで届く案件の質が9割決まります。最初の登録、想像以上に大事です。

スカウトの質と量:30代ミドル層に届く案件の傾向
スカウト型サービスの実力は、登録後2週間で届くスカウト数と中身を見ると分かります。レバテックダイレクトだと、経験5年以上のバックエンドエンジニアで週5〜10通、中身は事業会社のテックリード候補と SaaS スタートアップが中心です。ビズリーチは同じ属性で週10〜20通、事業会社のリードエンジニア、外資系、コンサルファームの IT 部門が混ざってきます。
実は注目したいのが、ビズリーチの「プラチナスカウト」(採用意欲の高い企業からの面談確約スカウト)です。ミドル層で月3〜5通が中央値で、これは通常のスカウトと違って書類選考なしで一次面接に進める設計になっています。レバテックダイレクトにも近いものとして「気になる」機能がありますが、企業からの返信率は約30%と公表されていて、面談確約までの距離はビズリーチのほうが短いんです。
ただ、レバテックダイレクトの良さは技術ミスマッチが少ないこと。Go 経験者に Ruby 案件が届く、フロントエンド志望にバックエンドが届く、みたいな事故がほとんど起きません。スカウト返信にかける時間あたりの効率で見ると、レバテックダイレクトのほうが高くなりやすい印象です。
年収レンジと交渉力の違い
30代ミドルエンジニアがスカウト型を使う一番の理由は、やっぱり年収交渉だと思います。エージェント型と違ってスカウトの時点で企業から提示年収が出るケースが多く、相場感がその場でつかめるのが大きいです。
レバテックダイレクトのスカウト提示年収は、経験5〜10年のバックエンドで 600〜900万が中央値、SRE やマイクロサービス経験が乗ると上限 1,200万まで動きます。ビズリーチは同じ属性で 700〜1,100万が中央値、CTO 候補・VPoE 級だと 1,500万を超える求人も並びます。
年収上限はビズリーチが優勢なんですけど、ここで引っかかってほしいのが「提示年収 = 確定年収じゃない」という点です。スカウト時点の提示は基本給ベースで、賞与・ストックオプション・残業代が含まれていないことがあるんです。レバテックダイレクトは IT 業界の年収構造に詳しい運営なので、スカウト文面に「賞与含む」「みなし残業30時間込み」といった内訳が比較的はっきり書かれやすい。一方ビズリーチは企業が自由に文面を書くぶん、内訳の細かさはどうしてもバラつきます。提示額の数字だけで判断しないこと、ここだけは押さえておきたいです。

どちらが向いているか:志向別の使い分け
レバテックダイレクトとビズリーチで迷う場面って、結局は自分の志向次第なんですよね。技術を専任で深掘りしたいのか、マネジメントや事業側にも軸足を広げたいのか。この2軸で答えがすっきり分かれます。
レバテックダイレクトが向いているのは、次のようなタイプです。
- 特定技術スタックで深掘りしたい
- IT/Web 業界に絞って動きたい
- スカウト返信の手間を最小化したい
ビズリーチが向いているのは、こちらのタイプです。
- 年収1000万超を主目的にしている
- マネジメントやテックリードに進みたい
- 外資・コンサルも選択肢に入れたい
見ての通り、軸足をどこに置くかでくっきり分かれます。どちらも無料プランで使えますが、ビズリーチは有料プラン(プレミアムステージ)でないと一部のスカウトが閲覧できない仕様です。月額5,478円を払う価値があるかどうかは、登録して2週間のスカウト密度を見てから決めるのが現実的だと思います。
エージェント型と組み合わせる現実解
スカウト型のエンジニア向けサービスは「待ちの転職」が前提なので、急ぎの転職にはちょっと向きません。動き出してから3ヶ月以内に決めたいなら、エージェント型との併用がよく効きます。
あまり語られない話なんですけど、スカウト型で同じ企業を狙うとき、エージェント経由のほうが年収交渉の代理人を持てる強みがあります。たとえばスカウト型で接点ができた企業に、レバテックキャリアのエージェントを通して応募し直すケースも実際にあるんです。直接応募とエージェント経由で同じ企業に二重応募する形になるので、必ず先方への確認は要りますが、年収交渉の最終局面でエージェントが入ると平均12%の上振れが起きるというデータもあります。
組み合わせ方の現実解はシンプルで、まずスカウト型2社(レバテックダイレクト + ビズリーチ)で待ちを構築しておき、そこにエージェント型を1社足して能動的に動く。この形にしておくと、並行して6社程度の選考を持てるので、提示年収を3社くらい並べて比較できるんです。3社並べて提示年収が見えてくると、年収交渉の地合いがぐっと変わります。数字が手元にあるだけで、こんなに強気になれるのかと拍子抜けするくらいです。
まとめ
この記事では、レバテックダイレクトとビズリーチを「IT/Web 特化のマッチ精度」と「ハイクラス全業界の年収上限」という2軸で整理しました。30代ミドル層の年収レンジは中央値で 600〜1,000万、上振れ条件は SRE・マイクロサービス・マネジメント経験で、ビズリーチでは上限が1,500万まで動きます。スカウト型は登録時のレジュメ精度が9割を決めるので、職務経歴書の解像度を上げてから登録するのが結局いちばん効率的です。技術専任ならレバテックダイレクト、年収上限とマネジメント志向ならビズリーチ、という分担で2社を併用するのがおすすめ。急ぎなら、ここにエージェント型を1社走らせて、3社並列の提示年収を作る。それだけで交渉のしやすさが変わってきます。完璧にそろえなくて大丈夫、まずは1社、レジュメを整えて登録するところから始めてみてください。
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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。