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IT転職コンパス

年収帯別で選ぶギークリー・テックゴー・STRATEGY CAREER:600万・800万・1000万でミドルが使い分ける基準

ミドルITエンジニアが転職エージェントを年収帯で使い分ける基準を、600万・800万・1000万の3レンジで整理。ギークリー・テックゴー・STRATEGY CAREERの向き不向きと、複数併用で現在地を測るコツを編集者ミナが解説します。

公開日 読了 8編集 ミナ
年収帯別で選ぶギークリー・テックゴー・STRATEGY CAREER:600万・800万・1000万でミドルが使い分ける基準

本記事は広告(アフィリエイト)を含みます。掲載するエージェントは編集部が厳選した提携先です。

年収帯別で選ぶギークリーテックゴーSTRATEGY CAREER:600万・800万・1000万でミドルが使い分ける基準

この記事の結論

即答

年収600万はギークリー、800万はテックゴー、1000万超はSTRATEGY CAREERを軸に、複数併用で現在地を測るのが近道です。

「結局どのエージェントが自分に合うんだろう」と、求人サイトを開いては閉じる。取材のたびに、同じ声をよく聞きます。気づいたんですけど、合うエージェントって“今の年収帯”でけっこう変わるんです。同じ30代エンジニアでも、600万円台の人と1000万円を狙う人では、見るべき求人もサポートも別物でした。

そこで本記事は、転職エージェントを年収帯で使い分ける基準を3つのレンジで整理します。軸にするのは、ギークリー(Geekly/IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェント)、テックゴー(IT・SaaS領域のエンジニア転職を支援するエージェント)、STRATEGY CAREER(ハイクラス・マネジメント層向けのIT転職エージェント)の3社です。ITエンジニアの平均年収は約452万円(doda 平均年収ランキング)。この水準を起点に、自分がどこにいて、どこを狙うかで選び方が決まります。まず迷ったら、年収診断で今の市場価値の目安を確かめるところから始めてみてください。

この記事の結論を1枚にまとめた要点図

年収帯でエージェントを使い分けるって、どういうこと?

年収アップの手応えのイメージ

即答

年収帯ごとに集まる求人とサポートの質が違うため、自分のレンジに強い1社を軸にするのが効率的です。

正直、最初は私もピンときませんでした。「エージェントなんてどこも同じでしょう」と思っていたんです。でも実際に複数社へ同じ職務経歴書を渡してみたら、提示される求人の年収レンジがバラバラで拍子抜けしました。あるところは500万円台ばかり、別のところは800万円超ばかり。同じ自分なのに、です。

これは各社が得意とする企業層が違うからです。IT人材は不足が続き、経済産業省の試算では2030年に最大で約79万人が不足するとされています(経済産業省 IT人材需給に関する調査)。売り手市場ではあるものの、「誰でも年収が上がる」わけではありません。年収帯ごとに求人の母集団が分かれていて、合わない層のエージェントを使うと、いい求人があっても出会えないんです。

だから、転職エージェントを年収帯で使い分ける発想が効きます。つまり、今のレンジに強い1社を軸にして、その上下を狙う1社を併用する。これだけで、紹介される求人の精度がぐっと上がります。

年収帯で使い分ける3つの考え方

年収600万円台のミドルはどう選ぶ?

即答

選択肢の数がカギになる帯です。IT・Web特化で求人量が厚いギークリーを軸に動くと、比較材料が増えます。

600万円台は、ミドルのITエンジニアでいちばん人数が多いゾーンです。ここで大事なのは、まず選択肢の量を確保すること。私も最初は「1社にじっくり相談すれば十分」と思っていました。でも実際は、3〜4件しか紹介がないと比較ができず、目の前の1件が良いのか悪いのか判断できませんでした。

編集ミナのひとこと(読み進めの要点)

この帯で軸にしやすいのがギークリーです。IT・Web・ゲーム領域に特化していて、Web系自社開発やSES、受託まで求人の幅が広い。「Reactで自社開発に行きたい」「SESから自社へ移りたい」といった、よくある乗り換えの選択肢がそろっています。求人票の年収は最低ラインで書かれていることが多いので、提示の幅を見るためにも数を当たる価値があります。

ここで一つだけ意識したいのは、応募を急ぎすぎないこと。最初の3社の紹介を見比べてから動くと、自分の現在地が見えてきます。下の図は、年収帯ごとに求人が集まりやすいレンジの目安です。

年収帯別の求人が集まりやすいレンジの目安

年収800万円台を狙うなら何を見る?

即答

専門性をどう企業に翻訳できるかが分かれ目です。SaaS・特定技術に強いテックゴーで言語化を磨くと届きやすくなります。

800万円台は、ただ求人数が多いだけでは届きにくい帯です。気づいたんですけど、この層は「何ができるか」より「何をどんな成果で動かしたか」を企業がシビアに見ます。同じスキルでも、伝え方で評価が割れるんです。

ここで頼りになるのがテックゴーです。IT・SaaS領域のエンジニア転職に強く、クラウドやバックエンド、SREといった専門性を企業側へ翻訳してくれる担当者がいます。「P99レイテンシを改善した」「月次バッチの実行時間を40%短縮した」といった話を、年収提示に結びつく言葉に変えてくれる。ここが600万円台との大きな違いでした。

800万円を狙うとき、評価される人と埋もれる人の差は、実はスキルの高さそのものより言語化にあります。下の図で、どちらに寄っているか確かめてみてください。

800万円台で評価される人と埋もれる人の違い

年収1000万円以上を目指すときの基準は?

即答

表に出ない非公開求人とポジションマッチが主戦場です。ハイクラス特化のSTRATEGY CAREERを軸にします。

1000万円を超える帯は、求人の探し方そのものが変わります。公開求人を眺めても、目当てのポジションはあまり出てきません。テックリードやEM(エンジニアリングマネージャー/開発チームを率いる役割)、VPoE候補といった枠は、非公開で動くことが多いからです。

この層で軸にしたいのがSTRATEGY CAREERです。ハイクラス・マネジメント層向けに特化していて、技術力に加えて「組織をどう動かしたか」を評価する企業とつながっています。年収はマネジメント経験や事業インパクトで決まる比重が増えるので、コードを書く力だけでなく、採用・育成・意思決定の実績が効いてきます。

ここで一つ正直に言うと、1000万円超は「狙えば必ず届く」ものではありません。市場の傾向として枠が限られ、ポジションとの相性で決まります。だからこそ、現職にいながら情報だけ先に集めておくのが現実的でした。下は、この帯を語る代表的な数字です。

年収1000万超を取り巻く市場の数字

3社をどう組み合わせて使う?

即答

今の帯に強い1社を軸に、1つ上の帯の1社を併用。提示レンジを並べると現在地が一気に見えます。

ここがいちばん伝えたい本音です。3社を全部いっぺんに使う必要はありません。やってみたら、軸1社+上の帯1社の2社並行がいちばん疲れず、判断も速かったんです。最初の1社にいきなり全部かけるより、提示年収が2〜3社並ぶ瞬間に、迷いがすっと消えました。

組み合わせ方はシンプルです。600万円台ならギークリーを軸に、800万円を試したくなったらテックゴーを足す。800万円台ならテックゴーを軸に、マネジメントへ広げたいときSTRATEGY CAREERを併用する。次の観点だけ押さえておけば、複数併用で混乱せずに進められます。

華やかなテクニックではないけれど、現在地が見えた瞬間がいちばん前に進めた瞬間でした。ミドルのITエンジニアが年収別にエージェントを選ぶとき、この“軸+1”の発想が遠回りを減らしてくれます。

3社の使い分けチェックリスト

結局どの帯から手をつけるか迷ったら、まず軸の1社で動き出すのが現実的です。下に、年収帯ごとに軸として相性の出やすい順を整理しました。あくまで向き不向きの目安で、順位や保証ではありません。

年収帯別に相性が出やすい軸エージェントの目安

よくある質問

Q. 転職エージェントは年収帯ごとに何社使えばいい?

A. 軸となる1社に、狙う帯の1社を足した2社併用が扱いやすい目安です。3社以上は連絡管理が煩雑になりやすいので、慣れてから広げると無理がありません。

Q. 今の年収が平均より低い場合、最初に使うべきは?

A. まず求人量の多いエージェントで選択肢を増やすのが現実的です。比較材料がそろうと、自分の市場価値の目安が見えやすくなります。

Q. 複数のエージェントに同じ求人を紹介されたらどうする?

A. 応募は1社からに絞るのが基本です。重複応募は企業側で混乱を招くため、最初に連絡をくれた社か、サポートが手厚いと感じた社にまとめると安全です。

Q. 年収1000万円を狙うのは早すぎる?

A. 情報収集だけでも早すぎることはありません。非公開求人が中心の帯なので、現職にいながら相場感を掴んでおくと、いざ動くときの判断が速くなります。

次のアクション

IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。