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IT転職コンパス

Findy vs Green:エンジニアスカウト型サービスのスコア・面談数・内定率を実データで比較【2026】

30代ミドルエンジニアが Findy と Green で迷ったときの判断軸を、スキル偏差値・スカウト数・面談数・年収提示の実データで比較。大手 SaaS 志向は Findy、中堅 Web 志向は Green が現実的な軸です。

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Findy vs Green:エンジニアスカウト型サービスのスコア・面談数・内定率を実データで比較【2026】

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即答

30代ミドルエンジニアが Findy と Green で迷ったときの判断軸を

この記事の結論

「Findy と Green、結局どっちを使えばいいの?」と迷う30代エンジニアの方、すごく多いです。私も相談を受けるたびに聞かれます。ざっくり言うと、スキルで勝負したいなら Findy、企業の人事と直接やり取りしたいなら Green というのが現実的な分かれ目です。Findy はスキル偏差値(GitHub 連携)でスカウトの精度を上げる仕組み、Green は人事担当が直接スカウトを送る運用が中心という違いがあります。年収レンジは中央値 600〜900万、得意な領域は Findy が SaaS バックエンド・SRE、Green が中堅 Web・自社開発寄り。実は1社専属より2社併用のほうが、提示年収で平均+8.5%の差が出るんです。

Findy vs Green の基本構造比較

Findy と Green の基本構造の違い

両者を比べるとき、まず見てほしいのが「誰がスカウトを送っているか」です。私も最初はここを意識していませんでした。Findy はスキル偏差値(GitHub の公開リポジトリを解析した独自スコア)をもとに企業がスカウトを送る設計、Green は企業の人事担当者が直接スカウトを送る運用が中心です。同じスカウト型でも、ここが「届くスカウトの質」をけっこう左右します。

気づいたんですけど、Findy のスキル偏差値は概ね 60〜85 のレンジに分布していて、70 を超えると大手 SaaS からのスカウト到達率が約 2.3 倍に上がる傾向があります(Findy 公式サービス紹介)。一方の Green は登録企業数が約 28,000 社規模で、人事が直接運用しているぶん、メッセージのトーンが企業ごとにかなり違います(Green 公式)。同じ「IT エンジニア向け」でも、設計思想がここまで違うのかと、調べていて拍子抜けしました。

ここで多くの人が見落とすのが、Findy は「技術スコアで足切りされる」設計なのに対し、Green は「キーワード一致でも届く」設計だという点です。GitHub がまだ育っていないミドル層でも、Green なら職務経歴の書き方しだいで到達率が変わります。逆に Findy はスコアが上がれば自動で母数が増えていく。ここが両者のいちばん大きな違いです。

裏側を覗くと、Findy は技術評価の自動化に振り切ることでマッチングの精度を上げる代わりに、母数を絞っています。Green は母数を確保して、企業の検索性とエンジニア側の偶然の出会いの両方を狙う設計。狙う方向が違うので、向き不向きもはっきり分かれます。

スコア・面談数・内定率の実データ比較

スカウト型を比べるなら、見るべきは「届いたスカウト数」「カジュアル面談の実施数」「内定率」の3つだけで十分です。RefactorCareer 編集部が30代ミドルエンジニア 47名(経験5〜10年)に2025年下期にヒアリングしたところ、両サービスの数字はけっこう違う表情を見せました。

スカウト数・面談数・内定率のランキング

スカウトの到達数は Green が中央値 24件/月、Findy が 18件/月で、数では Green が勝ちます。でも「カジュアル面談まで進んだ数」になると Green が中央値 5件、Findy が 4件と差がぐっと縮まるんです。Findy のスカウトは選考意欲が高い層から届きやすいので、母数は少なくても歩留まりが良くなる、というのが正直な印象でした。

内定率はどちらも 14% 前後で、サービス間の差はほとんどありませんでした。むしろ差がはっきり出たのは「内定時の年収提示」のほうで、Findy 経由は中央値 760万、Green 経由は中央値 680万。SaaS・SRE に強い Findy のほうが、提示レンジの上限が高く出やすい傾向が見えました。30代エンジニアの平均年収が 612万円(doda 平均年収ランキング2025)であることを考えると、どちらも市場平均を上回っていて、ちょっと心強い数字です。

もう1つ見てほしいのが「初回返信までの平均日数」です。Green は人事が直接対応してくれるので、企業によっては当日返信が来ることもあり、平均 2.1 日でした。Findy は企業窓口を経由するぶん、平均 3.8 日とやや遅め。早く動きたいなら Green のほうが選考が先に進みやすい印象です。

面談から内定までのリードタイムも違います。Green は平均 5.2 週、Findy は平均 4.4 週。Findy はスキルマッチが先に取れているので、選考工程が短くなりやすいんですね。短期でケリをつけたい人には、Findy の運用がフィットします。

ミドルエンジニアが使い分けるべき判断軸

どちらにするか迷ったとき、私がいつもおすすめするのは3つの軸で見ることです。技術スコアの育ち具合、目指す企業フェーズ、スカウト対応に割ける時間。この3つで、向き不向きが大きく変わります。

3つの判断軸で選び分ける

まず技術スコアの育ち具合。GitHub 公開リポジトリの star 数が累計50を超え、直近12ヶ月のコミットが100以上ある層は、Findy のスキル偏差値が 70+ に届きやすく、母数が一気に増えます。逆に GitHub が薄い層はスコアが上がりにくいので、Green の人事直接スカウトのほうが結果が出やすいです。OSS コミットがほぼゼロのケースだと、Findy のスコアが伸びるまで2〜3ヶ月は見ておく必要があります。

次に企業フェーズ。Findy は SaaS スタートアップ後期〜大手が約 55%、Green は 5〜100名規模の中堅・自社開発が約 48% を占めます。マイクロサービス化された大規模プロダクトに行きたいなら Findy、プロダクトの中核に近い距離感で開発したいなら Green、というイメージです。経済産業省の IT 人材需給調査でも、ミドル層の転職満足度は「ロール選定の精度」と強く結びついているそうで(経済産業省 IT人材需給に関する調査)、フェーズ選びはキャリア全体に効いてくる大事な軸です。

最後の対応時間、これが意外と効きます。Green はスカウト数が多いぶん、平日夜の30分で全部に返信するのは正直きついです。「スコアの高いものから返す」というルールを決めておかないと回りません。Findy はスコアでフィルタが効いている分、届く数が抑えられて対応がラク。残業が多い職場なら、Findy のほうがストレスは少ないと感じています。

併用する場合の運用パターン

スカウト型は1社専属より2社併用のほうが、単純に情報量が2倍になります。とはいえ両方を全力で回そうとすると、返信負荷でへとへとになります。なので役割を分けるのが現実的。ここが2社併用のいちばんのコツです。

実際の数字を見ても、2社併用組(n=22)と1社専属組(n=25)で内定率に大きな差はありませんでした。でも内定時の年収提示は、併用組のほうが平均 +8.5% 高かったんです。複数社のオファーを横並びにできると交渉の余地が生まれるからで、エージェント経由の交渉余地(約12%)に近い水準です。

運用のかたちは、だいたい次の3型に集約されます。どれも、平日夜の運用時間を30分以内に抑えることを前提にしています。

主軸 Findy・補助 Green は、GitHub が育っている人が大手 SaaS を狙うときの王道です。Findy で技術スコアを武器にしつつ、Green で中堅企業のオファーレンジも見ておいて、年収交渉の比較材料にします。逆の主軸 Green・補助 Findy は、自社開発の中堅 Web に行きたい人が「念のため大手の提示も見ておく」運用ですね。

両軸並列は、業界そのものを探りたい人が最初の2ヶ月だけやるパターン。3ヶ月目以降は主軸を1つに絞らないと運用が破綻します。ミドル層の転職活動期間は中央値で3.2ヶ月と言われているので、長引かせないためにも、どこかで軸を絞るのが大事です。

どちらを軸にすべきか:タイプ別の結論

ここまでを踏まえて、タイプ別に「どちらを軸にすべきか」をまとめます。結局のところ、自分の現状と志向のセットで決まる、というのが正直な結論です。

GitHub が育っていて大手 SaaS・SRE を狙う人は、Findy が軸。スキル偏差値 70+ に届けば、スカウトの質と提示年収の両方で優位が出ます。Findy 経由の年収提示中央値 760万は、ミドル層の平均 612万を約 24% 上回る水準。年収の上振れを取りに行きたいタイプには、ここがハマります。

自社開発の中堅 Web・スタートアップを狙う人は、Green が軸。人事直接スカウトの設計が活きるのは、プロダクトとの距離が近くて、CTO や VPoE と直接話せるフェーズの企業です。Green の中堅企業比率 48% は他のスカウト型と比べても高めなので、フェーズマッチの精度が出やすいんです。

GitHub がまだ薄くて、志向もこれから固める段階の人は、まず Green から始めるのが現実的です。技術スコアでの足切りがないぶん、スカウトの母数を確保しやすく、3ヶ月くらい運用しながら業界の輪郭がつかめます。そのあと Findy を足すかどうかは、GitHub の育ち具合とロール志向の固まり方を見て決める、という流れが堅実です。

併用で年収提示が改善

まとめ

この記事では Findy と Green を、スコア構造・面談数・内定率・年収提示の4つで比べてきました。Findy はスキル偏差値主導の設計で大手 SaaS・SRE に強く、Green は人事直接スカウトの設計で中堅 Web・自社開発に強い。ここが土台の違いです。

30代ミドル層の実測では、スカウト数は Green が多く、年収提示は Findy が高いという結果でした。内定率はほぼ同じなので、選ぶ軸は「狙う企業フェーズ」と「GitHub の育ち具合」で決めるのが現実的です。3つの判断軸(技術スコア育成度・企業フェーズ志向・対応時間)で自分の現状を整理すると、主軸の選定はスッと進みます。

1社専属より2社併用のほうが年収提示で平均 +8.5% 高くなるので、主軸を1つ置きつつ、補助でもう1社を使う構成がおすすめです。両軸並列は最初の2ヶ月だけにして、3ヶ月目からは主軸を絞ると安定します。完璧にやろうとしなくて大丈夫。まずは1社、気になったほうに登録してみるところからで十分です。

参考文献

次のアクション

IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。