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IT転職コンパス

Findy vs LAPRAS:AIスコア型エンジニアスカウトサービスの違いと年収レンジ比較

Findy と LAPRAS のスコアロジック・年収レンジ・カジュアル面談率を6軸で比較。30代ミドルエンジニアが両者を併用する際の判断軸と、スカウト精度を最大化する登録順序まで定量的に整理。

公開日 更新日 読了 9編集 ミナ
Findy vs LAPRAS:AIスコア型エンジニアスカウトサービスの違いと年収レンジ比較

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即答

Findy と LAPRAS のスコアロジック・年収レンジ・カジュアル面談率を6軸で比較。

この記事の結論

「FindyとLAPRAS、結局どっちがいいの?」と悩む人、すごく多いです。私も取材のたびに聞かれます。どちらも「AIスコア型スカウト」なんですが、実は評価する中身とスカウトを送ってくる企業層がきれいに分かれているんです。Findy は GitHub の活動量からスキル偏差値を出すタイプで、Web系自社開発や SaaS の即戦力スカウトに強い。一方の LAPRAS は GitHub に加えて Qiita・Connpass・SNS まで見て「技術力・影響力・ビジネス力」の3軸で評価するので、技術発信が好きな人に向いています。

年収レンジも気になりますよね。Findy のオファー中央値は 600〜900万、LAPRAS は 550〜850万あたりが中心です(各社公式公表値ベース)。30代ミドル層でこの2つを比べるなら、片方に絞らず両方使うのがおすすめです。提示レンジの幅が広がるぶん、交渉のときに持てるカードが増えるからです。

FindyとLAPRASの基本構造比較

Findy のスキル偏差値の仕組みと年収レンジ

Findy の心臓部は、GitHub アカウントを連携して出すスキル偏差値です。コントリビューション数やスター獲得、言語別の活動量から偏差値(最大80前後)を出して、企業はその数字を見てスカウトを送ってきます。スコアは週次で更新されるので、最近の活動がちゃんと反映されやすい仕組みです。

実際の数字を見ると、ちょっと驚きます。Findy 公式によると登録エンジニアの平均年収は約 700万、偏差値75以上のハイスコア層では中央値が 950万、上位は 1300万を超えるそうです。求人企業は SaaS・スタートアップ・自社開発が中心で、リモート可率も8割超え。しかも書類選考なしでカジュアル面談から入れる求人が約7割もあって、これは他のスカウト型サービスと比べてもかなり高い数字です。気軽に話だけ聞ける入口が多いのは、最初の一歩を踏み出しやすいですよね。

ここで意外と見落とされがちなのが、Findy のスコアは GitHub の Public な活動に強く依存する点です。業務コードが Private リポジトリ中心の人は、本当の実力よりスコアが低く出やすい。逆に OSS 貢献や個人開発をしている人はスコアが伸びやすくて、想定年収レンジも上に振れます。つまり「見えている活動」がそのまま評価になるサービスなんです。

裏側の話をすると、Findy はスコアの計算ロジックを定期的に調整していて、Go・Rust・TypeScript のリポジトリは加点幅が大きい傾向があります。これが SaaS スタートアップ層の求人と相性がいい理由でもあるんですね。

FindyとLAPRASの6指標比較

LAPRAS の3軸スコアの仕組みと求人傾向

LAPRAS は「技術力・影響力・ビジネス力」を別々にスコア化します(各 0〜5.0)。技術力は GitHub、影響力は Qiita・Twitter・登壇履歴、ビジネス力は職歴や note から推定される仕組みです。一つの数字で測られないぶん、自分の強みがどこにあるか見えやすいのがいいところです。

ここでも数字が面白いんです。LAPRAS 公式の登録者統計だと、技術力 4.0 以上の人は全体の上位15%。この層のオファー年収中央値は 750万、上限は 1200万に達します。スカウトは Web系自社開発・受託・SIer 上流の3カテゴリに分散していて、Findy より求人の幅が広いのが特徴です。

LAPRAS が拾ってくれるのは「発信しているエンジニア」です。技術ブログを書く、勉強会で登壇する、OSS にコメントする。こういう活動が影響力スコアに直結します。逆に職歴だけ書いた状態だと3軸とも低めに出やすくて、ここが Findy との一番大きな違いです。

LAPRAS は2024年から AI スカウト機能を強化していて、企業がスコアの組み合わせで候補者を絞り込めるようになっています。実は技術力単独より「技術力4.0 × ビジネス力3.5」みたいなバランス型のほうがスカウトが来やすい、というデータも出ているんです。低い軸を底上げしたいなら、職務経歴の解像度を上げるのが一番の近道です。まず1個、具体的なエピソードを足すだけでも変わります。

スコアロジックの違いを6軸で比較

Findy と LAPRAS の違いは、6つの軸で整理するとスッと見えてきます。比べるときに私が見ているのは、次の6点です。

この6つを並べて見ていくと、両者の性格がくっきり分かれてくるんです。

Findy は GitHub 連携が必須で、スコア更新は週次。求人は SaaS・Web系自社開発が中心、年収レンジは 600〜900万、カジュアル面談率は7割超です。LAPRAS は連携先が複数(GitHub・Qiita・Connpass・SNS)でスコア更新は月次。求人は Web系全般+上流 SIer、年収レンジは 550〜850万、カジュアル面談率は5割程度。並べてみると、入口の気軽さは Findy、求人の広さは LAPRAS、という色分けが見えてきます。

ここで意外と見落とされやすいのが、地方求人比率の差です。Findy はリモート可・フルリモート前提の求人が多くて、地方在住でも実質応募できます。一方の LAPRAS は東京求人の比率が高く、フルリモート明示の求人は約4割にとどまります。地方ミドル層が動くなら、現実的なのは Findy 軸です。

ロールで見ても分かれます。バックエンド・SRE・データエンジニアは Findy のヒット率が高くて、フルスタック・テックリード・技術広報は LAPRAS のスカウト精度のほうが上。同じ「Web系エンジニア」でも、サブロールでくっきり相性が変わるんです。

3つの判断軸

年収レンジの実数比較とミドル層の交渉余地

30代ミドル層(経験5〜10年)の年収交渉で効いてくるのは、提示レンジの「幅」です。1社専属だと提示の幅が見えなくて、相場感がつかめないまま決めることになりがち。これ、あとから「もっと聞いておけば」と後悔しやすいポイントなんです。

doda の調査では、30代エンジニアの平均年収は612万円、Web系自社開発に絞ると約 680万だそうです(doda 平均年収ランキング2025)。Findy・LAPRAS の年収レンジ中央値は、この数字を上回ります。スカウト型サービスのほうが、市場相場よりちょっと上に出るんですね。

経済産業省の調査では、2030年時点で最大約79万人の IT 人材が足りなくなると見込まれています(経済産業省 IT 人材需給に関する調査結果)。ミドル層の取り合いが年収を押し上げる流れは、しばらく続きそうです。Findy・LAPRAS のような AIスコア型スカウトは、その人手不足を見える化してくれるインフラとして働いている面があります。

実際、Findy と LAPRAS を併用するとオファー数の中央値が単体利用の約 1.6 倍になり、提示年収レンジの上限も平均で +120万広がるそうです。これを知ったとき、正直「1社だけで決めるのはもったいないな」と思いました。両者で同じ時期に動くほうが、交渉の余地は素直に広がります。

IPA の発表(IPA DX 動向 2025)でも、IT エンジニアの転職時の年収上昇率は中央値で +15% とされています。スカウト型サービスの提示は、この中央値を上回るレンジで動いていることが多いんです。ここに、Findy・LAPRAS を併用する経済的な意味があります。

どちらが向くかの判断軸と併用戦略

Findy と LAPRAS は、ライバルというより補い合う関係です。スコアの計算ロジックが違うので、片方では低スコアでも片方では高スコア、ということが普通に起こります。だから1社のスコアだけで自分を判断するのは、ちょっと早いんです。

GitHub 中心で業務コードが Public・OSS 貢献が多い人は Findy 軸。技術ブログ・登壇・SNS 発信が多い人は LAPRAS 軸。どちらも当てはまるなら、両方に登録するのが現実的です。逆にどちらも弱いなと感じたら、まず GitHub の Public 活動を3ヶ月積み上げてから Findy に登録する、という順番が近道になります。

レバテックキャリアのような担当者付きエージェントを一緒に使うと、Findy・LAPRAS でスカウトしてくる企業の内部事情(年収テーブル・残業の実態・離職率)を裏取りできます。Green は企業からの直接スカウトが中心で、AIスコア型とは求人の層が違うので重複が少ないのもいいところ。スコア型2社+担当者付き1社+直接応募型1社、計4経路を回す構成が、いちばん情報量を増やせます。

ここで意外と見落とされるのが、登録してから実際にオファーが来るまでの時間差です。Findy は登録後2週間以内にカジュアル面談が入るケースが7割、LAPRAS は3週間以内が6割。意思決定のタイミングをそろえたいなら、登録時期をずらすか、両方を同じ時期に動かす設計にしておくと安心です。

1社専属と併用のオファー数比較

まとめ

この記事では Findy と LAPRAS を、スコアロジック・年収レンジ・カジュアル面談率・地方求人比率・併用戦略・ロール志向の6軸で見てきました。Findy は GitHub 偏差値ベースで Web系自社開発・SaaS のスカウトに強く、LAPRAS は3軸スコアで発信型のエンジニアに向きます。年収中央値はそれぞれ 600〜900万・550〜850万で、どちらも市場相場を上回るレンジです。30代ミドル層なら、1社専属より両者併用+担当者付きエージェントの組み合わせが現実的だと思います。スコアの出し方がそもそも違うので、片方の低スコアで自分の市場価値を決めつけなくて大丈夫です。まず両方に登録して、提示レンジを並べて比べる。その一歩から、見える景色が変わります。

参考文献

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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。

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