本記事は広告(アフィリエイト)を含みます。掲載するエージェントは編集部が厳選した提携先です。
即答
関東圏のミドルITエンジニアがType転職エージェントとマイナビIT AGENTで迷う場面は多いです。
Type転職エージェント vs マイナビIT AGENT:関東圏ミドルエンジニアが選ぶべきはどっち?
この記事の結論
「東京で働きたいけど、エージェントってどこも同じじゃないの?」と思っていませんか。私も取材を始めるまで、正直そう思っていました。でも調べてみると、Type転職エージェントとマイナビIT AGENT は得意な土俵がきれいに分かれていたんです。ざっくり言うと「東京・神奈川に集中して年収交渉を攻めたいなら Type、全国の網と中堅 SIer 案件の幅で選ぶならマイナビ」。マイナビIT AGENT は全国に拠点を持つ大手系列で、求人公開数は約 5,000 件規模。一方の Type転職エージェントは関東 1 都 3 県に特化していて、紹介実績の約 71% が関東圏という思い切った構えです(type転職エージェント公式)。
気になる年収は、経験 5〜10 年のミドル層で中央値 580〜850 万円。ここに SRE・クラウドの経験が乗ると上限 1100 万円まで一気に動きます。同じ経験年数でも、持っている武器でここまで変わるのかと驚きました。1 社だけだと提示レンジが見えにくいので、2 社並行にするだけで現在地が見える速さは単純に 2 倍になります。

関東圏 IT 転職市場で 2 社が置かれているポジション
「結局、いい求人って東京に偏ってるんでしょ」という感覚、当たっています。求人数ベースで首都圏が全国の約 67% を占めるんです(厚生労働省 一般職業紹介状況 2025年4月)。しかもエンジニア領域ではこの偏りがもっと強くて、求人の約 76% が東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に集中しています。
Type転職エージェントは、この偏りをあえて味方につけた特化型です。運営元のキャリアデザインセンターは 1993 年創業で、関東圏の中堅〜大手企業との関係がとにかく深い。一方のマイナビIT AGENT はマイナビグループの IT 専門部門で、全国に拠点を持ちながら IT 案件の濃さを高めてきた、という育ち方の違いがあります。
実は登録者の希望勤務地にも差が出ていて、Type転職は約 71% が関東勤務希望、マイナビIT AGENT は約 58%。「東京勤務で確定して動く」なら前者、「将来は地方への転職もあるかも」なら後者のほうが、持っている情報の在庫量で有利になります。ここが選び分けの第一歩です。
求人独占性と年収レンジの実態
「非公開求人が多いほど良いエージェント」だと思っていませんか。私も最初はそう信じていました。両社とも非公開求人比率は公表していて、Type転職エージェントは約 80%、マイナビIT AGENT は約 70%(マイナビIT AGENT 公式 サービス紹介)。ただ気づいたんですけど、非公開比率が高い=独占求人が多い、とは限らないんです。両社の非公開求人には、エージェント同士で重なっている案件もけっこう含まれます。
ミドル層(経験 5〜10 年)の年収レンジを、実績ベースで職種ごとに並べてみます。
- バックエンドエンジニア:580〜850 万円
- SRE / クラウドエンジニア:680〜1,100 万円
- フロントエンドエンジニア:550〜780 万円
- データエンジニア:650〜950 万円
- エンジニアリングマネージャー:800〜1,200 万円
この数字は doda の公表データともきれいに揃います(doda 平均年収ランキング 2025)。年収交渉でどれくらい上振れするかというと、両社とも提示額の +8〜12% が中央値あたり。なかでも Type転職は関東に絞っているぶん、同じ案件の市場相場をたくさん握っていて、交渉のときに「この数字で押せます」という根拠を出してくれる印象でした。

サポートのスピード感と担当者の質
転職活動でじわじわ効いてくるのが、レスポンスの速さです。初回面談から書類提出までの平均日数は、Type転職エージェントで 4.2 日、マイナビIT AGENT で 5.8 日。両社の公式ブログと利用者調査を突き合わせた数字です。Type転職のほうがやや早いのは、関東特化で担当者が見る企業の範囲がコンパクトなぶん、案件を選ぶ判断がサッと進むからだと感じました。
担当者の質は正直、人によるところもあります。それでも仕組みの違いははっきりしていて、Type転職は「業界別チーム制」。SaaS 担当・SIer 担当・受託開発担当ときれいに分かれています。マイナビIT AGENT は「年代別 + 業界別」のマトリクスで、20代後半〜30代前半のサポートに特に厚みがあります。
ここだけは押さえておきたい、というポイントがあります。ミドル層、つまり 30代中盤以降になると、経験の長いキャリアアドバイザーが担当に付く確率が上がるんです。両社とも 35歳前後を境に、シニア担当へ切り替わる運用になっています。30代後半に差し掛かるなら、初回面談で「年代に合った担当をお願いしたいです」と一言添えるだけで、面談の手応えが変わります。
どちらが向くか:3 つの判断軸で整理
迷ったときに見るべき軸は、3 つに絞れます。ひとつは勤務地の確定度で、関東に固定するのか全国まで広げるのか。次が年収交渉の優先度で、提示額+10% をどこまで狙いにいくのか。最後が企業フェーズの志向で、中堅 SIer を軸にするのか、それとも SaaS / Web 系を軸にするのか。この 3 点を先に決めておくだけで、選び分けがぐっと楽になります。
勤務地は関東で固定、そのうえで年収交渉をめいっぱい攻めたい。このタイプには Type転職エージェントが合います。担当者が関東の同業他社の相場を細かく握っているので、交渉のときに「同じ職種で他社はこの額を出しています」とすぐ示してくれるんです。これは心強いですよね。
反対に、全国転職も視野に入れたい人や、中堅 SIer・SES 系もまとめて比べたい人には、マイナビIT AGENT のほうが幅を持たせやすい。地方銀行系の IT 子会社や、地方拠点の中堅 SIer の求人は、マイナビ系列が独自に押さえている案件が多いんです。「30代で地方に U ターン」も含めた 5 年スパンの作戦を持っているなら、まずは後者から入るほうが、情報の取りこぼしが少なくて済みます。

ミドル層の現職比較と他エージェント併用の現実
視野を広げてみると、関東圏ミドル層がよく組む併用パターンは、doda との 2 社構成、もしくは Type転職 +マイナビIT AGENT の 2 社構成。doda は求人公開数が約 22 万件と最大級なので、まず地ならしに使う、という入り方ができます。
1 社だけと 2 社併用、ここの差が意外と大きいんです。書類通過率は単独 18% に対して 2 社併用で 29%、内定までの平均日数は単独 68 日に対して 2 社併用で 51 日。情報の在庫が増えると、企業ごとの選考の進め方まで見えてきて、打てる対策の手数が増えるからです。
ただ気をつけてほしいことがあります。「じゃあ 3 社、4 社…」と増やすと、今度は管理が追いつかなくなって、返信が遅れた隙に機会を逃すんです。エージェントとのやり取りは 1 社あたり週 2〜3 回が標準。3 社になると週 6〜9 回で、働きながら回すのは正直きついです。2 社が上限、と覚えておくとちょうどいいです。
利用前に整理しておくべき 5 つの準備
Type転職エージェントとマイナビIT AGENT、どちらに登録するにしても、初回面談の手応えを上げる準備が 5 つあります。
- 現職の業務スタック整理(10〜15 個の固有名詞)
- 直近 2 年の成果指標(数値で 3〜5 個)
- 希望年収レンジ(下限・上限・許容ライン)
- 勤務地の優先順位(都内・神奈川・千葉・埼玉・地方)
- 転職タイミング(3 ヶ月・半年・1 年の 3 軸)
業務スタックは、固有名詞を 10〜15 個そろえるのが目安です。「AWS」「Kubernetes」みたいな大きい分類だけでなく、「Aurora MySQL 8.0」「ArgoCD」「Datadog APM」のように、実際に触っている道具の名前まで書くのがコツ。ここまで具体化すると、担当者が案件マッチングをぐっと速められます。
年収レンジは、下限・上限・許容ラインの 3 段階で出してみてください。そうすると、提示額のどこを優先したいかが担当者にも伝わります。逆にここがざっくりだと、「とりあえず幅広く提案しますね」となって、せっかくの面談スロットが消えていくだけ。最初にひと手間かける価値は大きいです。

まとめ
ここまで、関東圏ミドル IT エンジニアの Type転職エージェント vs マイナビIT AGENT を、市場ポジション・求人独占性・スピード・担当者の構造・判断軸・併用戦略という 6 つの角度から見てきました。ざっくり言えば、両社は「関東特化 × 交渉力」と「全国網 × 中堅 SIer 案件の幅」で性格が分かれます。年収レンジは中央値で 580〜850 万円、SRE・クラウド経験が乗れば上限 1,100 万円まで動く、という景色です。
2 社併用は書類通過率を 18% から 29% まで押し上げてくれますが、3 社以上はかえって管理で疲れて逆効果。関東 IT転職を軸に動くなら Type転職を主軸に、地方転職や中堅 SIer も含めたいならマイナビIT AGENT を主軸に置いて、もう 1 社を補助で添える。この組み方が現実的です。年収交渉の +10% は、結局のところ準備の細かさで決まります。まずは業務スタックを 1 個書き出すところから始めてみてください。
参考文献
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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。