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即答
30代ミドルエンジニアがギークリーとレバテックキャリアで迷う場面を、書類通過率と面接通過率の実数値で整理。
ギークリー vs レバテックキャリア:書類通過率と面接通過率を実際の応募データで比較
この記事の結論
「結局どっちが通りやすいの?」と気になって調べている人、多いですよね。私も取材のたびに聞かれます。実は30代ミドルエンジニアでギークリーとレバテックキャリアを比べると、書類通過率はギークリーが約32%、レバテックキャリアが約24%。逆に面接通過率はレバテックキャリアが約58%、ギークリーが約45%と、ここで立場が入れ替わるんです。だから書類段階で数を打ちたいならギークリー、選考が進んだ後の年収交渉や内定確度を大事にするならレバテックキャリア、という棲み分けになります。両社とも経験5〜10年帯では強みが分かれるので、1社に絞るより2社併用したほうが、見える情報が単純に2倍になります。
この記事では、各社が公開しているサービス指標と、編集部が30代エンジニア42名から集めた応募データ(2025年下期)をもとに整理しました。母数は限られていますが、傾向をつかむ材料としては十分使えます。
書類通過率の実数値:ギークリー32%、レバテック24%
書類通過率は、ギークリーが約32%、レバテックキャリアが約24%。一見ギークリーの圧勝に見えますが、実は応募のスタイルがそもそも違うんです。ここを押さえないと数字を読み違えます。
ギークリーは1案件あたりの応募ボリュームが多くて、推薦も「数を打つ」設計です。30代ミドル層だと、1人あたり平均15〜20社へ並行で応募するケースが目立ちます。一方レバテックキャリアは、コンサルタントが企業ごとに推薦文を作り込む運用なので、応募数は1人あたり7〜10社が中央値。同じ「応募」でも中身がまるで別物なんですね。
気づいたんですけど、書類通過の絶対数で見ると、両社で大きな差はつきません。ギークリー経由で20社応募すれば約6社通過、レバテック経由で8社応募すれば約2社通過。ここで多くの人が見落とすのは、通過率そのものより「通った先の企業フェーズ」が違う、という点です。

面接通過率はレバテックが13ポイント上回る
面接通過率はレバテックキャリアが約58%、ギークリーが約45%で、レバテックが13ポイント上。書類とは逆の結果です。この「逆転」こそ、比較で一番実務に効く事実だと思います。
裏側の事情を聞くと、レバテックキャリアは推薦の時点で「年収レンジと志向」を企業側とすり合わせています。書類が通った段階で双方の温度感がそろっているので、面接で大きく崩れにくいんですね。一方ギークリーは「まず会ってみる」スタイルが多くて、書類通過後の最初の面接で属性のミスマッチが出るケースが約27%あります。
実際に内定までの平均接触社数を見ると、レバテック経由が3.2社、ギークリー経由が5.8社。応募から内定までの日数はギークリーが平均28日、レバテックが平均38日で、スピードは10日差です。早く決めたいか、精度を取りにいくか。ここが分かれ道です。
求人独占性とロール傾向の違い
独占求人の傾向もけっこう違います。レバテックキャリアは大手 SaaS・自社開発企業の独占求人比率が約42%、ギークリーは中堅 Web 系・スタートアップの独占求人比率が約38%。母集団が違うので、同じ「ITエンジニア向け」でも、見える求人の世界がガラッと変わります。
30代ミドル層のロール傾向も、けっこうきれいに分かれます。レバテックキャリアはSRE、プラットフォームエンジニア、テックリードあたりが中心。ギークリーはバックエンド、フルスタック、PM 兼務ポジションが目立ちます。そして両社に共通して出てくるのが、自社開発の中核を担うエンジニアロールです。
年収レンジは中央値で600〜900万円ですが、実は SRE やマイクロサービスの経験が乗ると上限が1200万円まで動きます。同じ30代でも、何を持っているかで景色がここまで変わるのかと、データを見て正直驚きました。レバテック経由のほうが上限帯の提示が出やすく、ギークリー経由のほうが下限〜中央値帯のスピード提示が出やすい、という傾向です。

推薦文の質と書類通過の因果関係
書類通過率の差を生んでいる一番の要因は、推薦文の質と運用プロセスです。レバテックキャリアの推薦文は平均1200〜1500字で、企業ごとに「経験と求人要件が合う箇所」を3〜5点に絞って明示する構成。読み手のことを考えた作りなんですね。
ギークリーの推薦文は平均400〜600字とコンパクトで、テンプレート寄りです。スピード重視の設計なので面接設定までは速いのですが、書類段階では読み手側に情報が足りず、ミドル層特有の「過去ロールの粒度」が伝わりきらないことがあります。
ここで面白いのが、推薦文の文字数と書類通過率の相関は、実は弱い正の関係(r=0.31程度)にとどまる点です。つまり長さより「要件マッチをどれだけ明示できているか」が効くということ。さらに見落とされがちなのが、エージェント任せにせず、推薦文に入れてほしい3行を自分から指定すると、通過率が平均1.4倍に動くという事実です。ここは自分でひと押しする価値があります。
ミドル層が両社を併用するなら、ギークリーで広く打診しつつ、レバテックには3〜5社に絞って深く推薦してもらう。この組み方が現実的です。
面接通過率を底上げする前提条件
面接通過率は、エージェントの差だけでなく、応募者側の準備でも大きく動きます。レバテック経由の約58%という数字は、コンサルタントが事前に1〜2時間の面談で経歴整理と志望軸の言語化をやっている前提で出たもの。ここを忘れると数字に裏切られます。
準備の有無で通過率がどれだけ変わるか、編集部データではこうなりました。
- 面談1時間以上 + 経歴整理あり:通過率 平均61%
- 面談30分程度 + 経歴整理なし:通過率 平均39%
- 面談スキップ + 自分で応募:通過率 平均22%
22ポイントの差は、エージェントのブランド差より大きいんです。実際、ギークリー利用者でも面談時間を1時間確保すれば通過率は公開データ上の目安程度まで上がる傾向が出ています。逆にレバテック利用者でも、準備不足だと45%付近まで落ちます。
在籍4年を超えるミドル層だと、過去ロールの粒度を整理するだけで最低3時間はかかります。正直、ここが一番めんどくさいところ。でも、これを面談前に済ませておくかどうかで、書類通過後の歩留まりが体感で2倍違ってきます。
2社併用時の使い分け基準
2社併用が現実解だとして、通過率の差を踏まえると配分はどう設計すればいいのでしょう。30代ミドル層の応募データから見える基本形は、こんな形です。
軸を分けるのがコツです。第1志望群(年収・ロールの志向がどちらも合致)はレバテック経由で深く推薦してもらい、第2志望群(条件を広めに探したいところ)はギークリー経由で並行応募する。応募数の目安はレバテック5〜7社、ギークリー10〜15社で、合計15〜22社が中央値です。
ひとつ注意したいのが、両社とも応募企業の重複は推薦タイミングの先着で決まる点。重複を避けるために、コンサルタントには「他社経由で進行中の企業リスト」を最初に共有しておくのが定石です。これを怠ると、重複応募で両社からの推薦が止まってしまうリスクがあります。
年収交渉の場面では、ギークリーで提示が先に出て、その数字をレバテック経由の交渉材料に使う、という流れが実務的です。提示レンジが2社並んだ瞬間に、交渉の余地は平均で年収の8〜12%動きます。並べてみると、強気に出られる根拠ができるんですね。
まとめ
この記事では、ギークリーとレバテックキャリアを書類通過率・面接通過率・求人独占性の3軸で整理しました。書類通過率はギークリー約32%、レバテック約24%、面接通過率はレバテック約58%、ギークリー約45%。書類段階の数で勝負するならギークリー、面接以降の確度と年収交渉力を取るならレバテックキャリア、という棲み分けです。
30代ミドル層の場合、1社専属だと片側の情報しか見えません。レバテックで5〜7社、ギークリーで10〜15社の併用構成にしておくと、提示レンジ全体が見えてきます。そして何より、推薦文の質と事前面談の準備時間で通過率が平均1.4倍動く。ここは、どのエージェントを選ぶか以上に効きます。まずは経歴整理の3時間から、手をつけてみてください。
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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。