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IT転職コンパス

ワークポート vs マイナビIT AGENT:第二新卒〜経験3年エンジニアの未経験移行支援を比較

ワークポートとマイナビIT AGENT、第二新卒〜経験3年のエンジニアにはどちらが向くのか。未経験移行支援・年収交渉・求人量の3軸で比較し、ミドル予備軍の現実的な選び方を整理します。

公開日 更新日 読了 10編集 ミナ
ワークポート vs マイナビIT AGENT:第二新卒〜経験3年エンジニアの未経験移行支援を比較

本記事は広告(アフィリエイト)を含みます。掲載するエージェントは編集部が厳選した提携先です。

即答

ワークポートとマイナビIT AGENT、第二新卒〜経験3年のエンジニアにはどちらが向くのか。

この記事の結論

「第二新卒のうちにエージェント使ったほうがいいのかな…」と迷っている人、多いですよね。私も取材でよく聞かれます。ワークポートとマイナビIT AGENTで迷ったら、軸はシンプルです。未経験職種への移行や育成枠を狙うならワークポート、IT職として伸ばしつつ20代の年収交渉力もほしいならマイナビIT AGENT。これがいちばん現実的な選び方です。実は20〜24歳IT職の平均年収は413万円、25〜29歳で468万円が中央値で、3年目までの転職で平均+55万円のレンジ変動が起きるんです(doda 平均年収ランキング2025)。1社だけにしぼるより、2社を並行で見たほうが、提示レンジが見えるまでの時間がぐっと短くなります。

この記事では、次の6つの軸でワークポートマイナビIT AGENTを見ていきます。

どれも、経験3年以下のミドル予備軍が最初の1社で消耗しないために要る視点です。材料はこの記事に整理したので、自分の志向に近いところから拾い読みしてもらえれば大丈夫ですよ。

ワークポート vs マイナビIT AGENT 左右比較

2社の立ち位置:未経験移行支援とIT職継続のどちらに寄っているか

まず2社がどこに立っているかを整理します。ワークポートは1988年創業の総合転職エージェントで、IT・Web領域を主力にしつつ「未経験からエンジニアを目指す層」の育成支援に強みがあります。同社運営の無料エンジニアスクール「みんスク」を経由した未経験者の正社員就職実績が公表されていて、20代の異業種転身ルートが太いんです(ワークポート 会社情報)。

一方のマイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営するIT職特化型サービス。20代の若手IT人材紹介で長く実績を積んでいます。同社の調査では、20代エンジニアの転職決定者のうち約7割が「在籍3年未満」で動いていて、第二新卒層への対応量は業界の中でも多いほうです(マイナビIT AGENT 公式)。

ここがちょっと意外なんですけど、2社は同じ「20代〜30代前半」を狙っているように見えて、設計の思想が分かれています。つまり、ワークポートは「業界を変える人」、マイナビIT AGENTは「業界の中で伸びる人」を主に支えるかたちで組み立てているんです。経験3年以下の段階でどちらの軸に立つかで、最初に組む相手が変わってきます。

求人独占性と20代特化度のランキング

求人量と20代特化度で見ると、若手向けエージェントの序列はだいたい固まっています。ワークポートは公開求人数で総合トップクラスの厚みがあって、未経験育成枠の比率が他社より高いのが特徴。マイナビIT AGENTは「IT職に限定した20代求人」で見ると独占性が高く、特に首都圏のSaaS・大手SIer案件で他社にない枠を抱えています。

20代向けエンジニア転職エージェントの求人スコア比較

実はワークポートの2024年実績では、年間転職決定者のうち未経験者比率が約3割。これは大手総合エージェントの平均(1割前後)の3倍にあたります(ワークポート コーポレートレポート)。マイナビIT AGENTは公式に「20代IT職紹介数 業界トップクラス」と打ち出していて、IT職にしぼったときの20代マッチング密度では一線を画す存在です。

ここで多くの人が見落とすのが、求人の「数」ではなく「中身の構造」なんです。ワークポートは育成枠が厚いぶん、年収の初期レンジは下がりやすい一方、3年後に年収カーブが立ちやすい職種を狙いに行ける作りになっています。マイナビIT AGENTは初期年収の交渉余地が大きく、20代後半で年収500万円台を狙うルートに乗りやすい。同じ「20代向け」でも、見ている時間軸が違うんですね。

年収レンジと交渉余地:3年目までで何が動くか

「自分の年収、これって低いのかな…」と気になる人、第二新卒〜経験3年の層には特に多いです。doda の調査では、20〜24歳のIT職平均年収は413万円、25〜29歳で468万円。3年目までで動く幅は中央値で55〜65万円ほどにとどまります(doda 平均年収ランキング 年代別)。

ただ、ここからが面白いところで、経済産業省のIT人材需給に関する調査では、2030年時点で最大79万人のIT人材不足が見込まれているんです(経済産業省 IT人材需給に関する調査)。若手の年収カーブには、もともと上向きの圧力がかかっている。市場全体では「20代後半で500万円超え」が、もう普通の選択肢になりつつあります。

2社の交渉余地を比べると、マイナビIT AGENTはIT職特化型だから「同職種・同経験年数」の年収ベンチマークを持っていて、提示額の根拠を企業側に出しやすいんです。ワークポートは未経験移行だと年収据え置きかやや下げが一般的ですが、同職種転換なら総合エージェントとしての交渉力が効きます。経験3年で同職種なら、両社経由で平均+8〜12%の年収上乗せが見られる領域です。

気づいたんですけど、3年目までの転職で「同職種・年収アップ」を実現する確率は、両社とも6〜7割で大きな差はありません。ただ「未経験移行・年収維持」を狙うなら、ワークポート経由のほうが選択肢が3倍以上広がる。ここが実態です。

第二新卒〜3年目が見るべき3つの判断軸

ここまでを踏まえて、第二新卒〜経験3年のエンジニア(あるいはエンジニア志望)が2社を選ぶときに見るべき軸を、3つだけにしぼります。

ワークポート vs マイナビIT AGENT 3つの判断軸

1つめは「職種を変えるかどうか」。営業職や事務職からエンジニアへの転身を狙うなら、ワークポートの未経験育成枠は他社にない厚みがあります。同社の「みんスク」経由ルートでは、学習期間を経て正社員就職するまでの中央値が約3〜6ヶ月。マイナビIT AGENTも未経験者向け求人は扱いますが、母数としてはワークポートに及びません。

2つめは「年収カーブの立ち上げ方」。同職種で年収を伸ばしたいなら、マイナビIT AGENTのIT職特化ベンチマークが効きます。20代の年収交渉では「同職種・同スキルセット」での横並び比較を出せるかが分かれ目で、ここは特化型のほうが強い領域です。

3つめは「サポート密度と内定後フォロー」。マイナビIT AGENTは20代向けのキャリアアドバイザー配置が手厚く、面談頻度の中央値は月2〜3回。ワークポートは未経験者の場合、選考対策・スキル研修まで含めた長期サポートが特徴で、関与期間の中央値は2〜4ヶ月と長めです。短期決戦か、中長期でじっくり伴走か。ここでフィット感が変わってきます。

ワークポートとマイナビIT AGENTで迷ったら、この3軸のどれを優先するかを先に決めると、意思決定がぐっと早くなります。

サポート品質と内定後の年収提示

2社のサポート品質を見ると、それぞれの強みがはっきり分かれます。マイナビIT AGENTはIT職経験者向けの面接対策が体系化されていて、技術面接の頻出パターンを職種別(バックエンド/フロントエンド/インフラ/QA)に整理した資料を担当者が共有してくれます。経験3年くらいの層だと、この職種別対策の精度がそのまま内定率につながります。

ワークポートは未経験移行のケースで「ポテンシャル評価軸の整え方」をアドバイザーが一緒に組み立ててくれる体制です。職務経歴書での前職スキルの翻訳(営業の数字管理→データ分析志向、事務の業務改善→システム化提案、など)を担当者が伴走して進めてくれるのが独特なんです。未経験からエンジニア転職を始める第二新卒の層には、この翻訳作業があるかどうかが大きく効きます。

内定後フォローは、両社とも年収交渉の代行が標準対応です。マイナビIT AGENTは「IT職の同経験年数年収レンジ」を企業側に提示する形の交渉が中心、ワークポートは未経験者なら「育成後の到達ポジションと年収」をセットで交渉する形が主流。同じ「年収交渉」でも、議論の土俵が違うんですね。

中央値で見ると、第二新卒層の最終提示額は両社とも初期提示の+6〜9%ほど。大きな差はありませんが、レンジの上限まで引き上げる確率は、マイナビIT AGENTのほうがやや高いというのが今の市場感です。

2社併用の現実的な使い分け

1社だけで進めるより、2社を併用したほうが情報量はシンプルに2倍になります。第二新卒〜経験3年の層では特に、「未経験移行も視野に入れつつ、IT職継続でも年収を伸ばしたい」という両睨み戦略が現実的です。

2社併用のビフォーアフター

おすすめの組み方は「軸として1社・補助として1社」。未経験移行を主に置くならワークポートを軸にマイナビIT AGENTを補助、IT職継続を主に置くならマイナビIT AGENTを軸にワークポートを補助に回す。これが自然な配分です。両社とも担当者がつくので、3社以上だと対応の工数が膨らみすぎる傾向があります。

ここで意外と見落とされがちなのが、併用するときの「情報共有の順番」なんです。先に動いたエージェント経由で選考が進んでいるのに、もう1社から同じ企業を紹介されると、トラブルのもとになります。応募中の企業名は、最初の面談で必ず両社に共有しておく。これは原則として押さえておきたいところです。

2社併用での意思決定スピードは、1社専属の約1.4倍。提示レンジが見える時期も、中央値で2週間ほど早まります。年収交渉の場面で「他社からの提示」をカードとして使えるのも、併用ならではの強みです。

まとめ

この記事では、ワークポートとマイナビIT AGENTを、第二新卒〜経験3年エンジニアの未経験移行支援と年収交渉力という目線で比べました。ワークポートは未経験移行と育成支援、マイナビIT AGENTはIT職継続と20代の年収交渉に強みが分かれます。20〜24歳IT職の平均年収は413万円、25〜29歳で468万円が中央値で、3年目までの転職で平均+55万円のレンジ変動が起きる領域です。

職種を変えるならワークポート、同職種で年収を伸ばすならマイナビIT AGENT。これが第二新卒のエンジニア転職での現実的な軸です。1社だけにしぼるより2社併用のほうが情報量は2倍になり、提示レンジが見える時期も2週間ほど早まります。完璧な選び方を探さなくて大丈夫。自分の志向に合うほうを軸にして、もう1社を補助で添える。それが第二新卒〜3年目の層にとって、いちばんリスクの低い選び方です。

参考文献

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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。