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IT転職コンパス

ストックオプション・RSUを正しく評価するエンジニアのオファー年収比較ガイド【2026】

エンジニアのオファー比較で見落としがちなストックオプション・RSUの実質価値を、ベスティング・行使価格・税後手取りまで分解して現金換算する5ステップを解説。レバテックキャリアとGreenのオファー設計の違いも整理します。

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ストックオプション・RSUを正しく評価するエンジニアのオファー年収比較ガイド【2026】

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即答

エンジニアのオファー比較で見落としがちなストックオプション・RSUの実質価値を

この記事の結論

「提示された総額、こんなに大きいの!?」とオファーレターを二度見した経験、ありませんか。実はストックオプションやRSUを含むオファーは「額面合計」ではなく「行使可能性 × 株価 × 税後の手取り」で比較するのが正解なんです。私も最初は提示された総額の大きさに目を奪われていました。でも、ベスティング期間4年・1年クリフを真ん中で離職すると、見えていた金額の半分以下しか手元に残らないこともあります。エンジニア ストックオプション 評価の判断軸を整えるだけで、転職の意思決定がぐっと楽になります。

本文では、5ステップでオファーを現金換算する手順を順番にまとめました。

ストックオプションとRSUは「給与」じゃなく「条件付き資産」

オファーレターに「年収800万 + ストックオプション1,000万円相当」と書かれていたとします。実は、この「1,000万円相当」は将来の希望株価で計算された名目値で、今日もらえる現金ではありません。以前見たケースでは、4年で分割付与のうち2年で退職して、半分以上が消えました。

ストックオプション(SO)は「将来この株価で買う権利」、RSU(Restricted Stock Unit)は「将来この株式を受け取る約束」です。どちらも共通するのが、ベスティング期間という時間条件と、行使・売却時の税金です。給与のように毎月入ってくる現金ではないので、転職オファーの比較では現金部分と切り分けて評価する必要があります。

国税庁の資料では、税制適格ストックオプションと非適格ストックオプションで課税のタイミングが大きく異なります(国税庁:ストックオプション税制)。エンジニア ストックオプション 評価をするときは、まず「自分のオファーがどちらの区分か」をオファー担当に確認するところからです。区分が違うだけで、最終手取りは2倍以上ぶれます。

オファー比較で見落としやすい4つの数字

提示額をそのまま信じる前に、最低でも4つの数字を確認します。周りのエンジニアでも、ここを飛ばして転職した人が「思っていた半額しか入らなかった」と言っていました。

特に1年クリフは大きいです。「入社1年未満で離職するとSOがゼロになる」条項はスタートアップでは標準です。逆に上場企業のRSUは、4年で25%ずつ年次ベスティングが多く、四半期割の場合も増えています。

doda 平均年収ランキングでは、30代エンジニアの平均年収は546万円と公表されています(doda 平均年収ランキング)。RSU部分を年率に均して足すときは、まずこの水準と比較して「本当に上がっているのか」を見ます。額面1,800万円のオファーでも、現金換算で1,100万円台に落ちることは珍しくありません。

レバテックキャリアGreenで見えるオファー設計の違い

オファー設計の差は、どのエージェントを使うかでも見える景色が変わります。エージェント比較で迷っていた時期に、レバテックキャリアGreenを並行で使って気づいたことがあります。

レバテックキャリアは大手SaaSや上場テック企業の求人比率が高く、RSU設計が四半期ベスティングで揃っている案件を提示してもらえることが多いです。一方Greenはスタートアップ・自社サービス比率が高く、ストックオプション込みのオファーが標準で出てきます。「現金重視ならレバテックキャリア寄り、エクイティ込みで勝負したいならGreen寄り」が体感です。

スタートアップのSOは「行使価格 = 直近の株価評価額」が原則です。経済産業省のスタートアップ育成方針資料でも、SO制度の整備が成長戦略の柱として位置付けられています(経済産業省:スタートアップ育成5か年計画)。同じ「1,000万円相当のSO」でも、設計次第で5年後の手取りは0円〜数千万円までブレます。

5ステップでオファーを「現金換算」する

ここからは実践です。私も最初はExcelで悩みましたが、3分で組める簡易フォーマットがあります。

行使確率の置き方は人によって違いますが、上場企業RSUなら90%、後期スタートアップSOなら40〜60%、シードSOなら10〜20%が目安です。「行使確率を入れる」だけで、見えている金額の景色が一段リアルになります。

SOを含むオファーを現金換算した時の変化

気づいたんですけど、額面が高い方を選んだエンジニアほど、後から「思っていたのと違う」と感じやすい傾向があります。現金換算した数字で比較するだけで、判断の精度はぐっと上がります。

行使タイミングと税金で手取りはここまで変わる

最後に、行使と売却の税金です。実は、ここを把握していないと、ベスティング後に「税金で半分持っていかれた」と驚くことになります。

税制適格SOの場合、行使時には課税されず、株式を売却したときに譲渡所得(約20%)が課されます。一方、非適格SOは行使時に給与所得(最大約55%)として課税され、売却時にさらに譲渡所得が乗ることもあります。RSUは権利確定時にその時点の株価評価額が給与所得扱いになり、売却時の差額が譲渡所得です。

行使タイミングを年単位で分散させる、譲渡所得への切り替え時期を意識する、住宅ローン控除など他の所得控除と組み合わせる。3つだけ意識するだけで、最終的な手取りが数百万円単位で変わります。

まとめ

ストックオプションやRSUを含むオファーは、額面の大きさだけで判断すると見えている景色と実際の手取りがズレやすいです。ベスティング期間・1年クリフ・行使価格・税後手取りの4点を分解して、現金換算してから比較するだけで判断の精度は変わります。

レバテックキャリアは大手SaaSのRSU型オファー、Greenはスタートアップのストックオプション型オファーに強みがあります。どちらか1社に絞らず、2社並行で見るほうが「自分にとっての最適解」が早く見えます。

完璧なオファー設計は存在しないので、3年・5年の総額で比べるくせをつけるのが、結局いちばん近道です。最初のオファーを現金換算してみた瞬間から、見える景色は変わります。

参考文献

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IT転職は順番に進めると迷いが減ります。全体像の確認と、自分の市場価値の把握から始めてみてください。

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